アジアの物流・輸送事情
生産あるいは消費活動の外国依存度が大きい日本経済にとりまして、円滑で安定した国際物流ルートを確保することはとても基本的で重要とされています。
特に、最近は世界的なリージョナリゼーション動向とも一致して、日本とアジアの結びつきが強まっていると言われています。
多くの企業は、1回あたりの納品量は少ないけれど回数を多く、スピードを求めています。
ベトナムはこれに対応するべくロジスティックシステムが求められており、輸送手段の連携、多様な輸送手段の能率的な利用、積み替えを最小限に抑える、生産過程での在庫を最小限に抑える、そして通信やペーパーレス取引の推進などが必要だと言われています。
韓国の最大の港、釜山港において、2006年は前年比増の約1200万TEUのコンテナ取扱量を記録しました(世界第5位)。
以前から、釜山港の年間の処理能力は600万TEU程度と言われていましたが、現時点ではその倍の貨物量を取り扱っており、現在の港湾施設での対応は限界ギリギリだと言われています。

東西航路の内訳として、東アジアと北米航路往復で約1270万TEU、東アジアと欧州航路往復で約960万TEU、この主要2航路で2230万TEUとなっています。
また、東アジア域内流動量が約1840万TEUあり、東アジアに関連する海上コンテナ流動量は4000万TEUにも上り、全体の約52.2%を占めるまでになっています。
韓国と日本の物流事情を考慮しますと、カー・アイランドとシリコン・アイランドがポイントになると言われています。
九州はシリコンアイランドと称されるほど、半導体製造業が集積した地域でしたから、韓国とは密接な関係にありました。
現在では、九州地区は、カー・アイランドとしても活気づいており、裾野の広い自動車部品のものづくり拠点として、韓国と日本間物流の発展基盤とされています。
九州地域における自動車生産台数は100万台を超えることが確実視されるまでになっているそうですが、2007年以降は150万台越えも視野に入れられているということです。
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