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ベトナムの輸送

ベトナムでは国内物流の約70%を自動車輸送が占めて、次いで船舶、鉄道の順となっています。

現在、南北、東西等の道路網が進みつつあり、高速道路ではないものの、自動車の通行台数が少ないこともあって地方都市間はスムースに移動できる状況にあります。

今後は、物流インフラとしての道路整備が急がなければいけないようです。

現在も、ハノイ~ハイフォン間の高速道路について、約10億ドルかけて遅くとも2010年12月の竣工を目指し、工事が行われています。

南北輸送のハノイ・ホーチミン間は約1750kmの輸送距離ですが日本の感覚でみると輸送時間で3日程度で届くところ各所にある検問で時間がとられることもあって、実質的には5~6日を要する。

一方、船舶ではベトナム船がハイフォン・ホーチミンの港間を3日程度で輸送している。

これに港湾での作業時間を見込んでも、陸上輸送並みの速さである。

ただし、現状をみると、隣国同士である中国、タイ国は道路で接続しているものの、相互の車検制度の違い等から相手国へトラックを乗り入れることができず、国境で貨物を積み替えている。

さらに、税関の開庁時間が昼間だけのため、せっかく道路がつながっていてもトラックによる越境のメリットが現状ではほとんどない。

またダンボール輸送などの貿易貨物の80%以上を海上貿易が占めていることから、港湾の整備も重要である。

東アジアの巨大港と比べると小規模な港湾ではあるが年々その取扱量を増やしている。

しかし、ハイフォン港は川沿いの港湾であることから水深が5mと浅いため、精々600~1200TEU程度の船舶しか入港できない小さな港湾であるため水深が増す満潮時のみ入出港が可能であるため入出港に時間的な制約を受ける。

一方、ハイフォン港の近くには、十分な水深を持つカイラン港があるが、ハノイに比べて時間的に利便性が低いことから、本格的な利用にはまだ至っていない。

しかし、大型船舶の利用には適しているため、今後カイラン港の利用が増えていくものと考えられる。

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